【箱庭のレミング】1話の「不純ないいね」のあらすじと感想

不純ないいね

2021年6月17日よりAbemaで配信された連続ドラマ
【箱庭のレミング】

全4部作からなる、SNSから生まれる若者の社会問題をリアルに描くオムニバススリラードラマとなっています。
今回は第1話の
「不純ないいね」
のあらすじと感想をまとめてみました。

「不純ないいね」のあらすじ

テーマは「過剰な承認欲求」
女子高生モデルで人気者の妹・未映子(見上愛)と、ひきこもりの姉・麻友(富山えり子)。
引きこもりで容姿も全く気にしない麻友の存在を家族は半ば諦め、存在を隠していました。
そんなある日、麻友のSNSのアカウントがバズってしまいます。
麻友は注目を集める快感を知ってしまい、これを機に姉妹・家族の関係がこじれはじめていきます。

「不純ないいね」の感想

2人姉妹という関係は、良くも悪くもライバル関係になっていくものなのだろうかと思いました。
兄弟・姉妹というものはどう足掻いても比較されてしまいます。
ましてや、2人で同性だとさらにされやすいかと思います。
妹はモデル、姉は引きこもり。
引きこもりだから、容姿など気にしない。
ドラマの冒頭で、妹の未映子はリビングでSNS投稿。
そこにたまたま後ろを通り過ぎる姉の麻友。
邪魔しないでと怒られてしまいます。
冒頭から姉妹の仲が良くないことが伺えます。
それに対して父と母も気にしてない様子。
家族からそんな風に思われてるのも辛い…
きっと妹に対して、劣等感を持っていたんだろうなと思います。
そこで、麻友は動画配信を行うのですが…
その動画がバズるのですが、決していい意味でバズってるのではなくバカにされてバズっていくのです。
生まれて初めてと言っていいほど、人から注目されることに快感を覚え段々過激になっていく麻友。

人間、誰しもが人に承認されたい欲求があるかと思います。
ましてや、現代の世の中では誰しもが有名になれ、誰しもがアンチの標的になり得る可能性があります。
そんな時代だからか、流行り廃りもあっという間です。
よくニュースでも取り上げられる、炎上商法やわざと煽っているSNS投稿・コメントなどがありますね。
段々過激になっていくのも、今の世の中の流れなんでしょうかね。
ぜひ、この2人がどうなっていくのか、見ていただけたらと思います。
そして役者さんの演技も見どころです!
妹役の見上愛さんと、姉役の富山えり子さんの迫真の演技も見ものです。
家でのシーンがリアルなんですよね、全体的にくらーい感じで。
視聴者の間では、見上愛さんが女優の小松菜奈さんに似てるとの声も上がっています。
私的には、平手友梨奈さんに似てるなと思いました。

1話ですごく考えさせられるドラマでした。
オムニバスなので、他の回も見ていこうと思います。
そして何より最近のドラマかと思っていたのですが、2年前ということにびっくりです。

【箱庭のレミング】はどこで配信?

●ABEMA
【箱庭のレミング】1話の「不純ないいね」はABEMAから視聴可能!

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