3月明治のチェルシーの飴が販売終了のお知らせ

チェルシーロゴ

小さい頃、飴と言ったら
チェルシー
でした。
私の中で、小さい頃の思い出の1つ・チェルシーの飴
そのチェルシーが販売終了・終売のニュースが流れてきたのは驚きでした。
そこで改めて、チェルシーというものは、どんな飴だったのか調べてみました。

チェルシーの歴史

チェルシーが誕生したのは
1971年
です。
最初に販売した味は
・バタースカッチ
・ヨーグルトスカッチ
の2種類です。
英国スコットランドに古くから伝わる
スカッチキャンデー
がヒントなって生まれた商品です。
味に記載されているスカッチは、このスカッチキャンデーからきているのかと思ったら、違います。
作る工程上で
scorching=スコーチング
から、きているそうです。
スカッチの意味がこんな意味だったのは知りませんでした。

独自の日本初製法

今までの飴とは違ったものを作りたい明治さんは、日本初の製法を採用しました。
それは
流し込み
という製法です。
それは
練り合わせた原料をそのまま型に流し込んで作るという
製法です。
この製法によって、往来の製法よりはるかになめらかなキャンデーを作ることが可能となります。
さらに、それまで5〜6%が限界だったバターの含有量を増やすことができたのです。
ですので、チェルシーの飴はバター風味たっぷりのなめらかな飴となることができたのです。

黒い箱のデザインになるまで

パッケージの黒い箱もチェルシーの特徴の1つではないでしょうか。
このデザインになるまでにも、いろいろと試行錯誤がありました。
高級感、英国イメージ、飽きのこないなどテーマの中、当時第一線で活躍しているデザイナー数名にお願いしたのち、最終案までに残った案が
3案
でした。
そこから、選ばれたのがいつも目にするチェルシーのデザインとなったのです。

 

なぜ、チェルシーというネーミングに?

ネーミング決定にも約3,000のネーミングから決まりました。
その中から最後まで残ったものが
・チェルシー
・キングスロード
です。
そこから、愛らしい・女性的・しゃれた感じなどのイメージを考慮して決定したものが
チェルシー
です。
確かに、キングスロードだと、少し男性的なイメージになりますもんね。

その他の味の展開

  • 1973年 アーモンド(缶)
  • 1974年 アーモンド(缶)
  • 1975年 コーヒー
  • 1977年 アーモンド
  • 1988年 ミックス、フルーツ(袋)
  • 1989年 キャラメル(袋)
  • 1993年 ライトバター
  • 1994年 フルーツヨーグルトミックス(袋)
  • 1997年 カフェオレ
  • 1998年 ロイヤルミルクティー
  • 1999年 チョコレート、シェルパティー
  • 2000年 プチイチゴミルク
  • 2003年 ベリー&ミルク、ミルク
  • 2005年 アジアンデザート、抹茶ミルク、バニラミックス
  • 2006年 スプリングスイーツ、トロピカルフルーツヨーグルトミックス、和のミルクミックス、クリーミーデザートミックス
  • 2007年 シトラススイーツミックス、秋のデザートミックス、深入りモカブレンド
  • 2008年 焦がし黒糖ミルク、宇治抹茶ミルク
  • 2009年 桃ミルク
  • 2011年 ビスケットバター、ビスケットヨーグルト

以上が、今まで販売されてきたものの味・フレーバーになります。
こんなにあったとは知りませんでした。

いざ、なくなってしまうとなると、悲しいものですね。
改めて、歴史や味など調べていくと感慨深いものなっていきます。
3月が終わるまで、楽しんでいきたいと思います。

私個人としてはバタースコッチが大好きでした。
チェルシー
明治 チェルシースカッチアソート 93g×5袋
¥2,900
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